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工場用・業務用加湿器の導入事例

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工場では、静電気や粉塵、湿度ムラなどが原因で製品の品質や生産効率に影響が出ることがあります。湿度管理の課題を解決するのが「工場用加湿器」です。
本記事では、印刷工場・半導体工場・プラスチック成形工場の導入事例をもとに、工場用加湿器がどのようにして課題を解決したのかを紹介します。

印刷工場への
工場用加湿器導入事例

印刷工場では、紙やパッケージの品質管理のために加湿対策が求められます。ここで紹介するのは、印刷工場に加湿器を導入した実例です。

加湿器導入で湿度ムラ
解消、メンテナンス工数も
削減|印刷工場

  • 導入企業:プリントビズ
ヱイワ機工の加湿器
引用元:ヱイワ機工公式サイト
(https://eiwakiko.com/voice)

ノズル・遠心式では
故障やメンテナンス負担が大きかった

プリントビズの印刷工場では、これまでノズル式や遠心式の加湿器を導入していたものの、詰まりやコンプレッサーの故障が頻発していました。特にノズル式は修理・清掃などのメンテナンスに時間がかかり、生産性を下げる要因になっていたそうです。

メンテナンス性向上と
均一な湿度環境を実現

新工場にクリーンウェッターを導入。従来の課題であった故障の多さやメンテナンスの手間が解消され、維持管理が容易になりました。

また、霧ではなく高湿度の風を循環させる加湿方式のため隅々まで湿った風が行き渡り、工場内の湿度が均一化
作業時に紙から発生して空気中に舞う粉を集塵する効果もあり、作業環境も改善されました。

湿度のコントロールが可能となり品質が安定|
オンデマンド印刷作業場

  • 導入企業:マヒト
うるおリッチの加湿器
引用元:うるおリッチ公式サイト
(https://www.uruorich.jp/case/factory/)

製品の安定生産とスタッフの作業環境改善の両面で湿度対策が必要だった

オンデマンド印刷機は特性上、静電気が発生しやすく、湿度の低下による用紙のコンディション変化(波打ちなど)が製品品質に直結

さらに、多数の印刷機が常時稼働しているため工場内が極度に乾燥しやすく、製品の安定生産とスタッフの作業環境改善の両面から、抜本的な湿度対策が必要不可欠だと感じていたそうです。

メンテナンス性向上と
均一な湿度環境を実現

導入後すぐに静電気の低減効果を実感できたため、まずは除電対策としてスポット型を追加レンタルしました。しかし、工場全体の湿度を安定させるには複数台が必要となり、今度は設置場所の確保と毎日の給排水の手間が新たな課題に。 そこで、省スペースで手間のかからない天井埋込型をメインに導入を進めました。

現在は湿度が安定したことで製品品質が大きく向上。さらに、乾燥が和らいだことで「働きやすい環境になった」と女性社員をはじめ現場スタッフからも非常に喜ばれています。

電子部品・半導体工場への
工場用加湿器導入事例

電子部品・半導体工場では、衛生環境や静電気対策のために加湿対策が求められます。電子部品・半導体工場に加湿器を導入した事例を取り上げました。

年々厳しくなる取引先からの静電気対策に対応|
電子部品製造会社

  • 導入企業:富山県内某電子部品製造会社
ヱイワ機工の加湿器
引用元:ヱイワ機工公式サイト
(https://eiwakiko.com/voice)

車載用基板の実装ラインにおける
冬場の確実な静電気対策が急務に

人命に関わるため高い信頼性が求められる、車載用プリント基板の実装を行っています。冬場は工場内が乾燥して静電気が発生しやすくなりますが、近年、取引先からの静電気対策に関する要求レベルが年々厳しくなっており、指定エリアで確実かつ安定した湿度管理を行う必要に迫られていたそうです。

湿度50%超をキープ、
静電気をシャットアウトし
設備上のホコリも激減

いくつかの加湿方式を比較検討した結果、対象物を濡らすリスクがない「水滴が出ない仕様」と、空間を綺麗にする「空気清浄機能」が決め手となり、クリーンウェッター®を導入しました。

実際に稼働させたところ、要求されていた静電気対策指定エリアにおいて常に湿度50%以上を安定して確保できるようになり、取引先の厳しい品質基準をしっかりとクリアできました。また、以前は生産設備の上部にうっすらとホコリが付着していましたが、導入後はホコリの落下・付着がほとんどなくなり、静電気対策だけでなく実装工程全体のクリーン化にも大きく貢献しています。

メンテナンスの負担と
CO2排出量を削減|
パワー半導体工場

  • 導入企業:三社電機製作所
霧のいけうち加湿器
引用元:霧のいけうち公式サイト
(https://www.dry-fog.com/jp/projects-technology/cases/hum-cr-001/)

蒸気ボイラーの度重なる
メンテナンスと、
A重油によるCO2排出が課題

従来、三社電機製作所では蒸気ボイラーでクリーンルームの加湿を行っていました。しかし、水管の詰まりや配管からの蒸気漏れといったトラブルが度々発生し、メンテナンスが大きな負担になっていたそうです。

また、燃料に危険物でもあるA重油(化石燃料)を使用していることから、CO2排出量の削減も求められていました。

湿度管理は5年間ほぼトラブルなし、CO2は約67%削減

A重油を使うボイラーを廃止し、霧のいけうちのドライフォグ加湿システムへ転換。ヒートポンプ式モジュールチラーと併用することで、CO2排出量を約67%削減しました。

純水を使用するためノズルの詰まりもなく、導入後の5年間は大きなトラブルなく運用を実現しています。

プラスチック成形工場への
工場用加湿器導入事例

プラスチック成形工場では静電気対策の目的で加湿対策を行っています。プラスチック成形工場に加湿器を導入した事例をまとめました。

加湿と集塵効果で
成形品へのホコリ付着が
減少
|プラスチック成形工場

  • 導入企業:近畿容器
ヱイワ機工の加湿器
引用元:ヱイワ機工公式サイト
(https://eiwakiko.com/voice)

静電気や粉塵による
品質トラブルが頻発

近畿容器のプラスチック成形工場では、製品へのチリやホコリの付着、静電気による放電が頻発していました。

当初はノズル噴霧式加湿器の導入を検討しましたが、水道水を使用するとカルシウムの成分が白粉となって残る問題が判明。純水での運用を試算したところランニングコストが高く、現実的ではありませんでした。

水道水でも白粉が発生せず、
静電気を抑えて歩留まりを改善

ヱイワ機工のクリーンウェッターを導入したところ、水道水でも白粉が出ず、安定した加湿が可能になりました。

フィルター付きで集塵効果もあり、工場内の空気環境をクリーンに維持。
加湿によって静電気の発生も抑制され、成形品へのホコリ付着が減少しました。

繊維工場への工場用加湿器導入事例

加湿で糸切れとホコリを抑制
生産性と作業環境を改善
|繊維工場

  • 導入企業:丸茂商事株式会社様
ヱイワ機工の加湿器の導入事例
引用元:ヱイワ機工公式サイト
(https://eiwakiko.com/voice)

乾燥による糸切れや
ホコリ飛散が課題に

丸茂商事株式会社様の繊維工場では、乾燥によって糸切れが起こりやすくなり、織機の停止や生産性の低下につながっていました。

また、乾燥した環境では糸から発生するほこりが飛散しやすく、品質の低下や作業環境の悪化の要因にもなっていました。

加湿で糸の含水量が安定し、
生産効率と職場環境を改善

AW-400型を導入したことで、加湿によって糸の含水量が安定し、糸切れの発生が抑えられるようになりました。

その結果、織機の停止が減少して生産性が向上。さらに、乾燥時に起こりやすいほこりの飛散も抑えられ、品質の維持と従業員の健康維持に役立つ環境づくりにもつながっています。

安定加湿で編機調整を軽減
省エネと品質維持に貢献
|繊維工場

  • 導入企業:川田ニット株式会社
ピーエス工業の加湿器の導入事例
引用元:ピーエス工業公式サイト
(https://ps-group.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/solution-textile-1909.pdf)

温湿度変化による編機調整や
品質リスクが課題に

川田ニット株式会社の繊維工場では、編機の金属部品が温湿度の変化に敏感に反応するため、環境が変わるたびに調整の手間が発生していました。

また、工場内では糸が乾燥すると静電気によって絡みやすくなるため、加湿が必要でした。さらに、加湿水が生地に付着すると不良品発生の要因になることから、加湿方式や設置方法の慎重な検討も求められていました。

安定加湿で編機の調整負担を減らし、
省エネと冷房負荷低減も実現

「モノフォグMF」を導入したことで、工場全体の湿度をほぼ50%RHで安定的に維持できるようになり、編機の調整の手間が大幅に軽減されました。

また、少ない電気容量で大きな加湿量が得られるため省エネにもつながっています。純水をミクロン粒子にして噴霧することで、細霧冷房による冷房負荷の削減にも貢献し、発熱の多い生産現場の環境改善にも役立っています。

     
【業種別】
工場用加湿器3選

印刷・電子部品
プラスチック工場
なら

製品へのホコリ吸着を防ぎ
結露させずに加湿する
クリーンウェッター
(ヱイワ機工)
クリーンウェッター®︎α
引用元:ヱイワ機工公式HP(https://eiwakiko.com/product/cleanwetter_a)
大きさ(mm) 高さ1,995×幅700×
奥行450~
高さ3,010×幅2,000×
奥行1,000
運転重量(kg) 95~495
加湿量(ℓ/h) 3.4~43.7
加湿可能な
目安面積(㎡)
100~460

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  • X
    気化式

    水に濡らしたエレメントや媒体に風を通し、水分を含んだ湿った空気を供給する方式です。ヒーター不要で消費電力が少なく、結露しにくいため、水滴を嫌う工場に適しています。

    気化式
水滴や結露を発生させない

水分を含んだ空気を大風量で循環させ、広い工場内を行き渡るように均一に加湿。包装フィルムの印刷不良やプラスチック成形品の水跡・曇り、電子部品のショートを防ぐ

塵・ホコリの付着を防ぎ
外観不良を低減

空間をムラなく加湿することで静電気の帯電を抑制するだけでなく、工場内に浮遊する塵・パウダーを回収。包装フィルムへの白抜け(ピンホール)を防ぎ、プラスチック成形品の外観不良を低減する

食品工場
製薬工場

なら

湿度を緻密に制御しながら
殺菌された蒸気で加湿する
電熱式蒸気加湿器 SU
(ピーエス工業)
電熱式蒸気加湿器 SU
引用元:ピーエス工業公式HP(https://ps-group.co.jp/product/lineup-h/steam/su)
大きさ(mm) 高さ550×幅380×
奥行285~
高さ650×幅680×
奥行370
運転重量(kg) 16~41
加湿量(ℓ/h) 1.5~23
加湿可能な
目安面積(㎡)
明記なし

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  • X
    蒸気式

    ヒーターで水を100℃に加熱し、衛生的な蒸気を発生させ加湿する方式で、加湿量が大きいことが特徴です。粉塵(白い粉)が発生しないため、製薬・食品工場など厳格な品質管理が求められる工場でよく採用されます。

    蒸気式
殺菌された蒸気で衛生的

ステンレス内の電熱ヒーターで水を加熱・殺菌し、純度の高い蒸気だけを供給して衛生的に加湿。純水を使用するため、ミネラル分が残らず白い粉の浮遊・付着を防げる

高精度な湿度制御で
品質変動を抑える

湿度センサーの検知値に応じて蒸気量を細かく制御し、設定湿度を一定に維持。粉末原料の固結や生地の乾燥を防ぎ、食品・医薬品の品質を保つ。

製材工場
木材倉庫

なら

高天井の大空間で
木材への滴りを防ぎながら加湿する
ML Princess
(Condair)
ML Princess
引用元:Condair公式サイト(https://www.condair.jp/spray-humidifiers/ml-princess-high-pressure-direct-air-humidifier)
大きさ(mm) 直径540×高さ310
~直径660×高さ330
運転重量(kg) 8.8~9.2
加湿量(ℓ/h) 12~54
加湿可能な
目安面積(㎡)
明記なし

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  • X
    スプレー式

    高圧ポンプや遠心力を用いて水を細かい霧(ミスト)にして噴霧する方式です。加湿能力が高いので、大規模工場や冷却効果が必要な現場に適しますが、水道水に含まれるミネラルや雑菌が水滴と共にそのまま空気中に放出されるため、水質管理が極めて重要になります。

    スプレー式
高天井の大空間を均一に加湿

高圧水による微細なミストを、天井から水平方向に噴霧・気化させることで、高さのある大空間を均一に加湿。木材を加工・保管するエリア全体を一定の湿度で管理できる

滴り防止構造で
木材の品質を守る

滴りを防ぐノズルと配水ライン構造により、木材への水滴落下や局所的な過湿を防止。水滴による反りやカビなどの品質不良リスクを抑えられる

※製品の大きさ、運転重量、加湿量、加湿可能な目安面積は、型式により違いがあります。